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国会チラシ
2012 / 05 / 09 ( Wed )
婚外子差別は国連人権条約で禁止されています!

国連は、人権分野への対処能力強化を目的とする総会決議を、2006年3月に採択しました。それに基づき、従来の人権委員会に替えて人権理事会が創設されました。 UPR(普遍的・定期的審査)は、人権理事会において、国連加盟193ヶ国全ての国の人権状況を、普遍的に相互に審査する制度です。日本は、2008年に1回目のUPR審査を受けました。そして、本2012年10月に、4年ぶり二度目の審査を受けます。

前回UPRで、アゼルバイジャンから、婚外子に対するあらゆる差別を撤廃するための法律改正を求めるこどもの権利委員会の勧告を実施することへの政府の見解が求められました。

 UPRで指摘されたのは、下記の勧告です。
国連・子どもの権利委員会総括所見 日本国審査(第2回)2004年
C.主要な懸念領域および勧告
3.一般原則 差別の禁止
25.委員会は、締約国が、とくに相続ならびに市民権および出生登録に関わるあらゆる婚外子差別ならびに「嫡出でない」といった差別的用語を法令から除くために法律を改正するよう勧告する。

前回UPR(2008年)後の、第3回子どもの権利委員会日本国審査(2010年)においても、婚外識別の撤廃は実現されなかった勧告として、遺憾の意を呈した上で、勧告を繰り返すとされました。

 現在、国連は、10月のUPRにあたり、市民社会からの情報提供を受け付けています。当会は、UPRに情報(裏面参照)を提供し、批准した条約の国内実施を行うという締結国(日本)の義務を果たすように促すことにいたしました。日本国が国連人権条約に適合する法改正を行うことは、憲法で表明されている、「国際社会において名誉ある地位を占めたいとい思ふ」という決意を実行することです。

「婚外子」差別に謝罪と賠償を求める裁判を支援する会
Association for the Support of Children out of Wedlock


UPRへの情報提供(抜粋)

あらゆる形態の婚外子差別を撤廃する責務は日本政府にある。批准した条約の国内実施をさせるために、日本政府に以下の勧告を下されることを要請する。
① 民法における婚外子に対する相続分差別をただちに撤廃する。
② 法と行政から嫡出概念を廃棄する。
③ 戸籍記載の方法を抜本的に改めて、婚外子であることが弁別出来ないようにする。
④ 婚外子差別を明示的に禁ずる法律を制定する。
⑤ 行政官僚並びに広く一般市民に、婚外子差別を根絶すために、教育および意識啓発のための大規模なキャンペーンを行う。

 2011年8月24日、大阪高裁は、「本件規定は、法律婚の尊重という立法目的との合理的慣例性を欠いており、憲法14条1項、13条及び24条2項に違反して無効であると判断する。」と述べ、明快に差別規定を違憲無効とした。東京・名古屋の高裁、奈良地裁、横浜家裁においても相続分差別規定が違憲であると判断された。
1996年の法制審議会で、婚外子相続分差別撤廃を盛り込んだ民法改正案が答申された。しかし、2012年3月に至るも成立していない。民法改正案以外には、法制審で答申された改正案で、成立しなかったものはない。
日本の司法は、婚外子について以下のように判示している。
婚外子は、就学・就職及び結婚等の社会関係において今なお看過し難い不利益な取り扱いを受けている。社会生活においては、多くの場面において戸籍の謄本の提出が求められることがある。その戸籍の記載によって婚外子であることが判明し、差別等が助長されることが認められる。
法務省は、婚外子であることを戸籍において「一見して明瞭に記載する必要」があるとしている。その理由を「嫡出子であるかそうでないかによって民法上の身分関係(相続分差別のみでなく、親子関係や親権等)が違う」からであると国会で答弁している。現実に婚外子が被る人権侵害には、法務省は無関心である。
法務省人権擁護局は、婚外子に対する就職・結婚等の差別について、人権啓発をしてこなかった。法務省と全国人権擁護委員会連合は、世界人権宣言が採択されたことを記念して毎年12月に行われる「人権週間」において、個別人権課題として婚外子差別を取り上げたことはない。「人権教育のための国連10年」に関する国内行動計画とその後継計画を含めて、国の人権教育及び人権啓発施策において、婚外子に対する社会的差別を個別人権課題として取り上げたことは一切ない。

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